前回、シンガポールでマレーシアでも利用できるプリペイドSIM「StarHub」を紹介しました。今回は、マレーシアでSIMを購入し、その通信環境についてレポートします。
マレーシアでも利用できる、シンガポールで購入したSIMレポートは以下記事から。
マレーシアの携帯電話会社は?
マレーシアの携帯電話会社は大きく3社あります。
●DiGi
●Celcom
●Maxis
他にも携帯電話会社があるようですが、3大キャリアとしては上記に挙げた会社になります。この辺の詳細については、機会があれば再度調査してきたいと思います。
DiGiについては、前回シンガポールでのプリペイドSIMレポートでも記載していますが、StarHubのプリペイドSIMをローミングしてマレーシアに入国した際に接続されたローミング先の携帯電話会社でした。
今回は別の携帯電話会社を試そうと考え、CelcomのXPAXというプリペイドSIMを購入することにしました。
ジョホールバルでのSIM購入方法は?
シンガポールから陸路で国境を越えた場合、空港と違って到着ロビーが無いことから、分かりやすいSIM販売場所がありません。しかし、ジョホールバルに入国後、人の流れに沿ってJBセントラルの方(ショッピングセンター方面)へ歩いていくと、SIM販売しているお店がいくつかあります。このようなお店で購入すれば、アクティベート(初期設定)までしっかりやってくれると思いますので、携帯電話会社の看板の出ているお店で購入するほうがスムーズかと思います。
前述したとおり、今回はXPAXというSIMを購入しましたが、あまりお客さんが来ないお店を選んでしまったのか、かなり手こずっていました。
Celcom「XPAX」 の料金は?
その手こずっていたお店でXPAXを購入しましたが、料金体系の全貌はいまいち分からず、以下の写真のように2GBで20リンギット(約520円)、5GBで40リンギット(約1,000円)でした。
マレーシアの滞在予定が2日間だったことから2GBのプランを選択。しかし、ここでも店員が誤って5GB分をSIMにチャージしてしまう問題が発生。私は2GBでお願いしたことを話すと2GB分の金額で良いよと言ってくれました。残念ながら5GBどころか、2GBすら使うことがなかったんですが。
通信速度は?
シンガポールのStarHubのSIMはXPERIA Z5 Compactで利用しており、今回のXPAXのSIMはiPadで使用することにしました。さて、肝心な通信速度はどれくらいでしょうか。実際に計測してみました。
まず通信方式ですが、LTE通信が可能。下の画像の左上の通り、「CELCOM 4G」の表示を確認できました。
速度に関しては時間帯によると思いますが、平日昼過ぎで以下の通りの速度が出ました。
下りで31.34Mbps、上り12.5Mbpsとかなり速度が出ました。LINEやFacebook等の閲覧には不便は感じませんし、YouTubeといった動画視聴に関しても不便を感じない速さです。最も利用されると思われる時間帯である夕方から夜にかけても特に問題なく利用できました。
不便なく利用できた現地SIM
今回、Celcom社の「XPAX」SIMを利用しましたが、特に不便なく利用することが出来ました。今回の旅では、マレーシアのジョホールバルというシンガポールとの国境付近の街でのみの利用となったため、首都であるクアラルンプールや地方等では通信速度や電波環境に差があるのではないかと思います。今後機会があれば、クアラルンプールでのSIM購入についてもレポートしていきたいと思います。
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