飛行機内でWi-Fiを使って通信ができるようになって、スマホ、タブレットを機内で利用するのが当たり前のようになってきました。
スマホ、タブレットで事前にダウンロードした動画を見たり、雑誌、本を呼んだりと機内での過ごし方にも変化が出てきたように思います。特に、国内線は座席ごとの画面がないので、国際線と違って映画やドラマ、アニメを見ながらくつろぐことは出来ません。(・・・とは言っても飛行時間もそんなに無いので必要無いかもしれませんけど)
今回、国内線のANA Wi-Fiサービスを利用することが出来ましたので、さくっと紹介したいと思います!退屈な機内がちょっと楽しくなるかもしれませんよ!
ANA Wi-Fiサービスの接続方法
機内に入ったら利用機器のWi-Fi設定画面を開きます。ここではiPhoneの画面で説明します。もちろんですが、機内モードにして電波を発しない設定にするのも忘れずに!!
Wi-Fiの設定画面でSSIDの一覧に「ANA-WiFi-Service」が表示されるので選択します。
これだけで接続完了となります。
ANA Wi-Fiサービスポータル画面へ
ANAのWi-Fiを接続するとまずはポータル画面に移ります。ポータル画面へは普通にインターネットのウェブブラウザを開くだけで接続することが出来ます。
メニュー構成は「ニュース」「インフォメーション」「エンターテイメント」「ショッピング」「マイレージ」「マップ」の構成になっています。
今回羽田から千歳間の飛行機に乗ったため、現地の天気も表示されていますね。
ちなみに機内アナウンスが入ると、「アナウンス中」と表示され一時的に操作や画面閲覧が中断されます。
どんなエンターテイメントがあるのか?
エンターテイメントメニューの中は「スカイライブTV」「ビデオプログラム」「電子書籍」「オーディオプログラム」で構成されており、それぞれのエンターテイメントを楽しむことが出来ます。オーディオはそのまま音楽を聞くだけですが、他のエンターテイメントについて見ていきましょう!
テレビ番組が楽しめる「スカイライブTV」
「スカイライブTV」はニュースやスポーツといった番組をリアルタイム配信するサービスです。衛星放送である「日テレニュース24」「日テレG+」「スカサカ」のチャンネルを見ることが出来ます。
画像は「日テレニュース24」の画面。台風の進路予想という動きのない画像ですが、私が見ていた限りでは高画質では無いものの、見るのにストレスを感じない映像でした。(ユーチューブなどでいう240Pくらいの画質かな?)
海外ドラマも楽しめるビデオプログラム
国際線のように、機内で海外ドラマやアニメを見ることが出来るサービスです。今回はフルハウスを見てみました。フルハウスはアナログ放送時代のものなので画質はあまり良くなかったものの、機内で時間を潰すのにはちょうど良かったです。
ANAアプリから立ち上げないと見ることが出来ない
「スカイライブTV」、「ビデオプログラム」は、ANAのアプリから接続しないと見ることが出来ません。(通常のWebブラウザでは閲覧不可)下のように鍵マークになってしまいますので、事前にANAアプリをダウンロードしておきましょう。
機内で読書「電子書籍」
電子書籍サービスもありました。私は中まで閲覧していませんが、電子書籍は豊富に揃っている印象です。ただし、漫画などは1〜3巻までと最初の巻だけの配信でしたので、最新巻が読みたい!って方には残念かもしれません。
ちなみに、以下が2016年8月28日時点で配信されている電子書籍です。
●Casa BRUTUS
●家庭画報
●クロワッサン
●エコノミスト
●Harper’s BAZAAR
●Hanako
●MEN’S EX
●MEN’S CLUB
●とつげき!シーナワールド
●家庭画報 INTERNATIONAL JAPAN EDITION
●経理以外の人のための日本一やさしくて使える会計の本
●ヒカルの碁
●君に届け
●ファイナルファンタジー 零式外伝(英語版)
●ばらかもん(英語版)
●GOOD LUCK TRIP東京(英語版)
●GOOD LUCK TRIP大阪・京都・神戸(英語版)
●翼の王国
●そら日記
●プロペラ機のひみつ!〜自由研究〜
●日本MAP
●WINGSPAN
他にも充実したWi-Fiサービス
エンターテイメントだけでなく、文字ニュースも見ることが出来ます。「日テレニュース24」があればだいたい把握は出来ますが、さくっとニュースを確認したい場合はこちらが良いんでしょうね。
飛行マップも見ることが出来ました。現在の位置だけでなく、対地速度、高度、外気温度も表示されていました。
また、ショッピングもすることが出来ます。ANAのWebショッピングであるA-styleが運営する「ANA STORE@SKY」では機内でしか購入できない限定商品のラインナップも。スクリーンショットを撮り忘れてしまいましたが・・・
外部インターネット接続
インターネット接続は料金がかかります。
2016年9月2日時点でのプランは、40分プランが550円、フルフライトプランが1050円となっています。ポータルメニューのインターネット接続からプランの購入をします。
国内線のANA Wi-Fi サービスは想像以上に使える!
今回、国内線のWi-Fiサービスを利用しました。
エンターテイメントがかなり充実していて、外部インターネット接続をしなくても充分に楽しめるコンテンツが揃っていました。
海外ドラマは数としては少ないものの、スカイライブTVを見て時間を潰すことが出来ますし、これだけ揃っていれば、機内での退屈な時間も楽しい時間に早変わり!
ANA Wi-Fi サービスが使えるフライトは限られていますので、搭乗時や座席付近にANA Wi-Fi サービスのステッカーを見つけたら利用してみてはいかがでしょうか。
国際線Wi-Fiサービスのレポートはこちら
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