さて、前回はタイスマイル航空を利用してバンコクからヤンゴンに飛び、空港から市街観光までを紹介しました。2泊3日、滞在時間48時間のミャンマー観光のスタートでした。
都市部であっても夜は想像以上に暗いイメージでした。車の明かりとパゴダの明かりがまるで街を照らしているよう・・・少し言いすぎかもしれませんが、バンコクよりも暗いですし、あえて言うならば、プノンペン、シェムリアップみたいな夜の暗さでしょうかね。映画館や、夜遅くまで開いているお店はあるのですが、思ったほど光が外に照らされていないような感じ。
さて、話は変わって今回はあの落ちそうで落ちないゴールデンロックに向かいますよっ!
ヤンゴンからゴールデンロックに向かう
ゴールデンロックはチャイティーヨー・パゴダ(パゴダは寺院の意味)とも呼ばれ、落ちそうで落ちない岩は、岩の上にブッダの髪の毛が入っていて、それでバランスが保たれているのだとか。
ちなみに、ヤンゴンからは約200kmの道のりです。
ゴールデンロックへの行き方
ゴールデンロックの行き方は色々あると思いますが、思いつくのは下の通り。
・オプショナルツアー
・タクシー
・バス
調べたところだと、オプショナルツアーは約20,000円(ベルトラ、HISとか)しますね。高いっ!
タクシーチャーターも交渉次第だとは思いますが、そこそこ値段はするんでしょう。
安さならバスがオススメ!
バスなら片道8000チャット(約800円)でゴールデンロックのある山の麓まで行ってくれます。もちろん、途中で人を乗せたり降ろしたりするので時間はかかりますが、値段と時間で決めれば良いと思います。私はバスを選択しました。
バスは、ヤンゴン・セントラル駅前の通りに幾つかのツアー会社が並んでいます。私が行った時は20時を過ぎていましたが、まだ開いていました。
日本人だと分かると、片言の日本語で「アリガトウ」と話していました。恐らく日本人もよく来るのでしょう。記憶だと、6時、7時、8時出発のバスがあり、7時が満席で8時に行くことになりました。希望の時間があるのであれば、早めの予約をオススメします。
出発地アウンガンミラーバスターミナルへ
バスで行くとなると、残念ながらオプショナルツアーのようにホテルには迎えに来てくれませんので、自力で出発場所まで行かなくてはなりません。バスの出発地はアウンガンミラーバスターミナルです。ダウンタウンからは、43番のバス、もしくはタクシーででアウンガンミラーバスターミナルまで向かいます。バスだと200チャット(約20円)で行くことが出来るのでお得です。(恐らくタクシーは2000〜3000チャット)
バスの行き先はビルマ語
バスに乗ろうと思っても、43番のバスがどのバスか分かりません。なぜなら行き先は数字も含めてビルマ語で書かれています。
ビルマ語の43は「၄၃(一部機器では表示されない場合あり)」という表記です。この文字が書かれたバスを見つけて乗らなくては行けません。
更に言うと、いつバスが来るかも分かりませんので、早めの行動をオススメします。私は5時半過ぎにホテルを出て、バス停まで約15分歩き、更に15分待って6時過ぎにバスに乗りました。バスターミナルに着いたのは7時前。1時間前には到着したものの、道路状況やバスの状況によっては遅くなる可能性もあります。
バスの中は日本語たくさん
日本で使われなくなったバスをほぼそのまま使っているようで、バスの中は日本語もありましたよ。
アウンガンミラーバスターミナル
アウンガンミラーバスターミナルは、とても多くのバス会社、ツアー会社が居るようでした。自分の会社を見つけるのも一苦労。しかし、朝ということもあって、バスターミナルは人で溢れかえっていました。
トイレが・・・(余談)
ホテルでは感じなかった事をここで初めて知ることになりました。
『トイレに紙がない』『近くのバケツに水が入っている』
この2つを考察すると、バケツの水でお尻を洗うのでしょう。私はたまたまティッシュを持っていたのでそれで拭き、近くのゴミ箱に入れました。しかし、残念なことにトイレには水を流すレバーもありません。結局はバケツの水を便器に入れて流しました。
目的地までは約4時間半
今回は4時間半の道のりでした。途中で1回休憩が入ります。ミャンマーのサービスエリアって感じで、簡易なトイレと食事ができる場所でした。また、バスが良く停まる場所のようで、近くに住んでる人が食べ物などを売りに来ていました。
ゴールデンロックの麓「Kin Pun Sakhan」
バスはKin Pun Sakhanと呼ばれるところで降ろされます。ここからトラックに乗って山の上にあるゴールデンロックを目指します。急勾配な山道なうえ、トラックの荷台にギュウギュウ詰めで座らされます。これおケツが痛くなりました(痔になりそうなくらい)
麓から約1時間かかります。狭い道なので、途中で下りのトラックとすれ違い待ちをしました。
ゴールデンロック到着!
トラックを降りてから、しばらく歩くとゴールデンロックに到着します。待ちに待ったゴールデンロック!
男性であれば、岩に触れることが出来ます。私も触ることが出来ました。また、僧侶だと思われる方は金箔を貼っていました。
帰りの時間も注意
帰りのバスは最終16時となっていました。帰りのバスチケットは今回だけかもしれませんが、到着したKin Pun Sakhanからバスが出ているわけではなく、トラックでバスの来る場所(Kyaik Hto)まで向かいました。
ヤンゴンに着いた時にはすっかり暗くなって、21時過ぎに到着。日帰りゴールデンロックは、安くバスで行くことも出来ますが時間がかかってかなり疲れました。
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