サワディーカップ!入国の際に飛行機の中で配られる出入国カード(T.M.6)が10月1日から新しいものに変更になります。今回は現在のカードとどこが変わったのかをご紹介します。
タイ入国の際に必要な出入国カード(T.M.6)
タイは観光目的で30日以内の滞在であれば、日本人はビザ不要の国です。ただ、入国時には出入国カードを書いて入国審査で提出する必要があります。この出入国カードはT.M.6と呼ばれていて、入国審査時には入国カードは回収され、出国カードは返却されます。出国カードは出国審査時に回収されるため、タイに滞在の間は無くさないようにしましょう。ちなみに今までの出入国カードは下のようなカードでした。
もともと、入国カードと出国カードがミシン目を挟んで超横長になって一式となっていました。入国時に出国カードが返却されるのですが、それでも横長なのでパスポートからはみ出てしまうサイズでした。新たに使用される出入国カードは以下のようになっています。
何が変わった?
見た目で大きく異なるのは、カードのサイズが小さくなりました。また、入国時に返却される出国カードのサイズも横長ではなくなっています。実サイズはまだ分かりませんが、これならパスポートからはみ出すこと無く保管できそうですね。項目別に見ると違いは以下の通りです。
1,滞在日数
新たに滞在日数の項目が出来ました。恐らく今までは入国審査時に質問していたのでしょう。(10回近くタイに行っていますが、入国審査では何も聞かれないことが多かったですが)
2,連絡先
新たに電話番号とE-mailアドレスを記載する欄が出来ました。携帯電話を持ち、誰でもメールアドレスを持てるようになった時代の流れということなのでしょうか。
3,出発地と次の目的地の記載が不要に
入国カードの裏面に記載していた、出発地と次の目的地の記載項目がなくなりました。便名の記載があるので、それで分かるからなんでしょうか。
ざっと見たところでは上の3点くらいです。あとは、裏面にあった項目が表面へ写っているような細かい違いです。気になる部分としては新しいカードの入国カード表面に滞在目的(Purpose of visit)があり、裏面のチェックで回答する項目にも滞在目的の項目があって重複しているところでしょうか。どちらも同じ答えになるのではないかと思いますが。
記載内容はほぼ変更なしだが、心配な方は事前確認を
今回はタイの出入国カードの変更について紹介しました。カードの変更は2017年10月1日からとなります。9月30日までは現行のカードとなりますので、その間に旅行の予定があり、不安な方は事前に記載内容や記載方法を確認しておきましょう。出入国カードは飛行機の中で配布されますので、不明点等があればキャビンアテンダントに聞いてもよいでしょう。(航空会社によっては記載方法の動画が座席エンターテイメントのコンテンツとして用意されている場合があります)
10月以降もタイでは、ロイクラトン祭り(イーペン祭)やバンコクマラソンなどのイベントが盛りだくさんで、タイへ旅行される方も多いと思われます。出入国カードの記載方法を今一度確認して楽しい旅行にしましょうね!それではっ!
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