ANAの搭乗が多い人は上級会員である、ANAプレミアムメンバーサービスを受けることができます。ANAプレミアムメンバーサービスは、搭乗マイルとは別に、搭乗する際の予約クラスや行き先に応じてプレミアムポイント(PP)を獲得することができ、50,000PPを超えると半永久的に上級会員の資格が得られる、スーパーフライヤーズカード(SFC)というクレジットカードを申し込むことができます。
私はすでに2016年に50,000PPとなり、ANAプラチナ事前会員としてSFCは申し込みました。2017年は正会員としてANAプラチナメンバーとしてそのサービスを受けてきました。今年の旅程は4回。2017年も50,000PPを超え、2018年もANAプラチナメンバーを継続できることになりましたので、今回はその旅程と旅費、獲得PPを紹介します。
ANA5万PPへの旅程
まず、2017年の旅程は以下の通りとなりました。
1回目:ニュージーランド・オークランド(カテゴリ記事一覧へ)
2回目:シンガポール(合わせてジョホールバルも)(カテゴリ記事一覧へ)
3回目:タイ・バンコク(カテゴリ記事一覧へ)
4回目:アメリカ・ハワイ(カテゴリ記事一覧へ)
2017年も4回の旅程で搭乗を終えることができたのは、中国国際航空(エアチャイナ)の格安ビジネスクラスでオークランドに行ったことで、1回の旅程でPPがたくさん得られたおかげだと考えています。
5万PPまでの旅程、費用、PPを振り返る
前述した旅程をどのように向かったのか、費用はどれくらいだったのか、どれくらいPPが貯まったのかを以下の表にまとめました。このまとめが、2018年に新たにANA上級会員やSFCに挑戦する方、2019年に挑戦しようと考えていて2018年は準備期間という方にも参考になると幸いです。(表が画面に収まっていない場合は横スクロール出来ます)
旅程 | フライト | 予約クラス | 費用 | SKYコイン利用 | 実質費用 | 獲得マイル | 獲得PP | PP単価 |
オークランド | HND-PEK | R | 142,140 | 0 | 142,140 | 1,641 | 2,041 | 6.74 |
PEK-AKL | R | 8,098 | 8,498 | |||||
AKL-PEK | R | 8,098 | 8,498 | |||||
PEK-HND | R | 1,641 | 2,041 | |||||
シンガポール | HND-SIN | Q | 79,530 | 70,000 | 9,530 | 4,520 | 3,477 | 13.34 |
SIN-NRT | S | 3,229 | 2,484 | |||||
バンコク | HND-OKA | S | 26,790 | 26,790 | 0 | 2,398 | 2,860 | 9.37 |
OKA-NRT | S | 75,250 | 75,250 | 0 | 2,878 | 2,952 | 7.37 | |
NRT-BKK | W | 2,796 | 2,151 | |||||
BKK-NRT | S | 2,796 | 2,151 | |||||
HND-OKA | S | 2,878 | 2,952 | |||||
OKA-HND | D | 32,090 | 25,580 | 6,510 | 2,398 | 2,860 | 11.22 | |
ホノルル | NRT-HNL | W | 141,380 | 119,440 | 21,940 | 3,734 | 1,915 | 23.0 |
HNL-NRT | E | 7,470 | 4,231 | |||||
合計 | 497,180 | 317,060 | 180,120 | 54,575 | 49,111 | 10.12 |
上表のとおりとなりました。なお、獲得マイルについてはANAプラチナメンバーの搭乗ボーナスマイル(1年目95%)を含めたマイル数となります。やはり、エアチャイナの格安ビジネスクラスのPP単価はスゴイですね。過去の記事でもエアチャイナのPPについて触れた記事がありますので参考にどうぞ。
ということで、搭乗だけで49,111PPを獲得。また、PPキャンペーンで最終的には、52,207PPを貯めることができ、2018年度もANAプラチナメンバーを継続することが出来ました。
また、2017年はOKA-BKKをしてみました。日程にもよると思いますが、沖縄発便はPP単価が良いですね。ただし、2018年は注意が必要な点もあります。
2018年10月から国際線航空券の国内区間の積算率が変更
2018年9月までは、例えば沖縄発羽田経由海外行きの場合、沖縄ー羽田間は国際線航空券の国内区間としてマイルは普通席でも100%の積算率でした。しかし、2018年10月から国際線のブッキングクラスによって積算率が異なるものとなりました。つまり、今までは安い航空券で海外への乗り継ぎ航空券を購入しても100%貯まっていたものが、航空券が安いものを選ぶと、その航空券に応じて国内線の積算率も低くなってしまいます。PPについても同じように、予約クラスに応じてPPが貯まるため、簡単に言うと改悪となります。今後、OKA-SIN、OKA-BKKといった国際線航空券で国内は乗り継ぎでマイル、PPを貯めることにメリットがあるかどうか・・・。
マイルを貯めて上手くSKYコイン化することで費用も抑えられる
マイルはそのまま特典航空券とすることが出来ます。しかし、この場合ですと搭乗した際のマイル、PPを貯めることは出来ません。上表の通り、普通に航空券代を支払うと5万PPになるには約50万円が必要となります。しかし、マイルをSKYコインとすることで18万円と航空券の費用を抑えることが出来るため、安くANAの上級会員になることが出来るのです。
注意点としては、SKYコインはANA便名に搭乗した際しか利用できないということ。こちらについては、以下の記事にもまとめてあります。
エアチャイナの格安ビジネスクラスでPP大量ゲット!
ANAのプラチナメンバーの場合、50,000PPのうち25,000PPはANA便でなくては行けませんが、逆に言えば残りの半分である25,000PP分は他社便でも構いません。エアチャイナの格安ビジネスクラスの場合、北京経由オークランドで21,078PPを1回の旅程で獲得することが出来ます。前述したとおり、2018年10月からはマイル、PPをOKA-SIN等で実施しても貯まりづらくなることから、エアチャイナの格安ビジネスクラスが重要なポイントになってくるかもしれませんね。
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