さて、TravelFun!恒例の海外プリペイドSIM調査!これまでの現地SIM調査はこちらから
今回はミャンマーで現地プリペイドSIMを試してみます。ミャンマーは民主化が進み、街の発展も著しい国です。そんな国のモバイル事情はどのようになっているのでしょう。
空港で購入できるプリペイドSIM
ミャンマーの主要な携帯電話会社は3つ。「MPT」、「Ooredoo」「telenor」があり、いずれの携帯電話会社もヤンゴン国際空港にカウンターを設けています。
「telenor」は入国審査後すぐ、まだ空港の制限区域を出る前にあります。「MPT」「Ooredoo」は空港の到着ロビーにほぼ並んでカウンターがあります。
料金は?
料金体系はどのようになっているのだろうか。実は今回「Telenor」のカウンターを素通りしてしまったため、残りの2社の料金のみお伝えする。(またミャンマーに行く時に更新します。いつになることやら・・・)
「Ooredoo」は4Gサービスを開始しているようで、料金プランには3G/4Gの表示が。SIMカード自体に料金が設定されており、1,500チャット(約150円)。短期滞在にオススメな550MBから長期滞在にも便利な5.5GBまでの設定があり、4,500チャット(約450円)から28,500チャット(約2850円)となっている。残念ながらOoredooを今回試すことができなかったため、次回挑戦したい。
「MPT」はミャンマーで一番使われている携帯電話会社である。写真は無いが、街中のMPTショップは平日にもかかわらずかなりの人でごった返していたのを覚えている。今回はその「MPT」を契約することにした。
カウンターに行くと手書きで書かれた料金表を見せられた。SIMカードで2,000チャット、800MBで3,000チャット、合計5,000チャットで購入した。トップアップと書かれた数字はいまいち意味がわからなかったが、SIM料金と下の容量に応じた料金のみでOKだった。
ミャンマーNo.1のMPTを試す
今回は2泊3日という短期旅行のため、MPTの800MBをチョイスした。設定自体はカウンターの店員が全て実施してくれる。
速度はどんな感じ?
早速スピードテストを実施してみた。場所はシュエダゴン・パゴダ付近だ。観光地であるため、外人も多いが周りには通りに店を構えている場所もあり、それなりに人が多いエリアである。早速速度測定してみた。結果は・・・
4Gを売りにしているOoredooの広告がスピードテスト下に出ているのが気になるところだが、あくまで今回は3G回線のMPTの速度のことである。まぁこんなもんかといったところ。
2泊3日使用した感想としては、LINE、Googleマップ、Twitter、Facebookは問題ないレベル。Youtubeところどころ止まってしまい、厳しい感じ。
でも旅行自体では困らない。むしろ、タクシーの運転手にGoogleマップを使って道を教えてしまうくらい便利だった。
Facebookは無料で利用できる?
MPTを使ってFacebookを立ち上げたところ、無料で使える旨の画面が。本当に無料で使えるのかは定かではないが、余計な容量も使いたくなかったのでONにしてみた。
無料モードでは、投稿の文字情報を見ることは出来る。しかし、投稿された写真や動画は見ることは出来ない。「写真や動画を見るにはデータ通信を使ってね」ということのようだ。
スマホ急増のミャンマー。今後のインフラ発展に期待
実はミャンマーではスマホ所持者が急増しており、通信インフラが追いついていないというのが実情のようだ。ホテルのWi-Fiも時間帯によっては繋がらなくなるなど、インフラはまだまだ整っているとは言えないかもしれません。
しかし、日本の通信事業者を利用した海外ローミングサービスだと1日で1,000円近くかかるため、現地の通信事業者を契約したほうがお得です。必要なのはSIMフリー端末ですので、SIMフリー端末を購入する、今使っているスマホをSIMロック解除する方法で利用可能となります。
海外で普段のスマホを使って安く通信できることは現地プリペイドSIMを購入するメリットであり、LINEといったSNSや地図サービスも、いざという時にも頼りになるという安心感は違います。
今回はMPTの利用でしたが、4Gサービスを展開するOoredooやまだ良くわかっていないTelenorも次回のミャンマー旅行では利用したいと思います。
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