ANAカード比較!有効なANAカードはどれ?

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ANAマイルを貯めている人にとっては、ANAカードは欠かせない存在となっています。また、スーパーフライヤーズカード(SFC)はクレジットカードのみですので事前にANAカードを作っている方も多いでしょう。コンビニで、スーパーで、航空券や定期券の購入、ネットショッピング・・・と支払いをANAカードにすることでクレジットカードのポイントを貯めることができ、ポイント移行でANAマイルにすることができます。

選択肢の多いANAカード

一言でANAカードと言っても、一般カード、ワイドカード、ゴールドカード、プラチナカードという種類と、VISA/MASTER、JCB、AMEX、ダイナースといったクレジットブランドもあり、数多くのANAカードがあります。
今回はANAカードを比較してみます。

ANAカードの特典で比較

まずカードに付帯する特典について比較します。

どのカードにも共通している主な特典は以下のとおりです。
◯ANAカードマイルプラス(ANAカードマイルプラス加盟店でANAカード決済するとクレジットカードのポイントに加えてANAマイルが貯まる)
◯機内販売10%OFF
◯ANA FESTA10%OFF
◯astyle10%OFF
◯提携ホテル宿泊割引(IHG・ANA・ホテルズグループジャパンで5%引等)
◯レンタカー割引(ニッポンレンタカー、トヨタレンタカー、オリックスレンタカーが5%引、海外ハーツレンタカーが5〜20%引)

カードステイタス別の特典は以下のとおりです。

通常ポイント
還元率
入会/継続時
ボーナス
搭乗時
ボーナス
カード
ラウンジ
ANA国内
空港ラウンジ
Edy
チャージ
ポイント
一般 0.5〜1.0% 1,000 10%
ワイド 0.5〜1.0% 2,000 25%
ゴールド 1.0% 2,000 25% ・JCB
・ダイナース
プラチナ 1.3〜2.5% 10,000 50% AMEXは対象外
ワイドカード以上だと、空港内免税店が10%引き、ビジネスクラス専用チェックインの利用が出来ます。
プラチナカードだと、国内外の空港ラウンジが利用できるプライオリティパスが付帯されます。
見れば分かりますが、入会/継続時ボーナスマイルや搭乗ボーナスマイルはステイタスの高いカードになるほど高いですね。

カード年会費+10マイル移行手数料で比較

次にカード発行会社別の年会費と移行手数料を比較します。なお、記載している移行手数料はクレジットカードのポイント1ポイントにつき10マイルで移行した場合です。手数料無料でも移行はできますが、1ポイント5マイルと移行率が低くなります。(以下、表示金額は税抜)

三井住友カード発行 年会費 10マイル
移行手数料
合計 年会費割引特典後
年会費+移行手数料
 一般 2,000 6,000 8,000 7,025
 Suica
TOP&ClubQ PASMO
2,000 6,000 8,000 6,751
 ワイド 7,250 6,000 13,250 12,275
 ゴールド 14,000 0 14,000 9,500
 プラチナ 86,400 0 86,400 年会費特典なし

三井住友カードが発行しているANAカードは、年会費割引特典があるのが特徴です。
年会費割引特典とは・・・
・WEB明細サービスを利用することで最大1,000円引き
・マイ・ペイすリボを登録、利用することで最大3,500円引き
いずれの最大金額はゴールドカード時の場合です。また、ゴールドカードはWEB明細とマイ・ペイすリボの2つの特典で4,500円引きとなりますが、その他カードは両方利用していてもマイ・ペイすリボの割引分のみの適用となります。またプラチナカードは年会費の優遇はありません。
マイ・ペイすリボの手数料がある月は、ボーナスポイントが貯まります。例えばボーナスポイントが1,000ポイント所持していれば、直接ANAへ3,000マイルで移行もできますが、後述するANA To Me CARD PASMOを持っていれば、ボーナスポイント→Gポイント→メトロポイント→ANAの移行方法で1,000ポイント4,410マイルとして移行できます。

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 JCB発行 年会費 10マイル
移行手数料
合計
 一般  2,000 5,000 7,000
 To Me CARD PASMO  2,000 5,000 7,000
ワイド  7,250 5,000 12,250
 ゴールド  14,000 0 14,000
 プラチナ  70,000 0 70,000

JCB発行のANAカードは移行手数が他のカードと比較し、安いのが特徴です。(以前はもっと移行手数料が安かったので、一般カードでも十分に使えるカードでした。)
また、To Me CARD PASMOはメトロポイントを貯めることができ、メトロポイント100ポイントを90マイルに移行できます(他のTo Me CARDは、1,000ポイントで600マイル)ポイントサイトのポイントをメトロポイントに移行して高還元率でANAマイルにすることができます。

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 三井住友トラストクラブ発行
ダイナースクラブカード
年会費 10マイル
移行手数料
合計
 ダイナースカード(ゴールド)  27,000 0 27,000
 ダイナースプレミアムカード(プラチナ)  155,000 0 155,000

ANAダイナースクラブカードの特徴は、限度額設定が無いこと、クレジットカードのポイント有効期限がないことがあげられますが、年会費に見合った特典があるかというと個人的にはあまり無いような気がします。(あくまで個人的見解)

 アメリカンエキスプレス発行 年会費 10マイル
移行手数料
合計
 一般  7,000 6,000 13,000
ゴールド  31,000 0 31,000
プラチナ  150,000 0 150,000

アメリカンエキスプレス発行のANA AMEXカードは一般カードでも移行手数料の支払いがあるとクレジットカードのポイント有効期限がなくなります。また、ゴールドカード以上であれば標準でポイント有効期限がありません。また、ANAグループでの決済でクレジットカードポイントが1.5倍(一般)、2倍(ゴールド)、2.5倍(プラチナ)とANAの航空券等を購入すればポイントが貯まりやすくなっています。更に、入会時のキャンペーンで獲得できるポイントも多いのも特徴のひとつといえるでしょう。

私も3年前までANA AMEX(一般カード)を所持していました。当時は、入会キャンペーンでの大量マイル獲得とモバイルSuicaのチャージでもポイントがついていたこともあり(現在はポイント付与対象外)本カードでの決済をしていました。また、入会キャンペーン以外に公共料金設定でももれなくボーナスポイントがもらえるキャンペーンも実施している時期と重なっていたことから、入会を決断しました。
解約した理由としては、モバイルSuicaチャージ等でのポイント付与対象外となったことと、手続きが都度電話で不便だったこと、この時期にUAマイルを貯め始めたことが大きいでしょう。
ただ、ANA AMEXは入会キャンペーンで簡単にたくさんのマイルを貯めることができますし、国内のカードラウンジは一般カードでも利用でき、カード会員本人と同行者まで無料でカードラウンジが利用できることから、飛行機での旅行が多い方にとっては便利かもしれません。(友達も一緒にラウンジに行けますし・・・)

で、どのANAカードを持てばよいのか?

一般カードであれば、ANA To Me CARD PASMO(通称ソラチカカード)が良いでしょう。ポイントサイトのポイントをメトロポイント化してANAマイルに移行できます。ゴールドカードなら、年会費の安い三井住友カード発行のANA VISA/MASTERゴールドカードが良いと思います。入会キャンペーンを狙うなら、AMEXでも良いかと思います(カードラウンジは同行者1名も無料ですしね)

結局どれ?と言われるかもしれませんが、私は過去のブログ記事でもお伝えしている通り、ANA VISAゴールドカードとソラチカカードの2枚持ちをしており、決済は基本的にANA VISAゴールドカードとし、マイ・ペイすリボによるボーナスポイントを獲得。ポイントサイトのANAマイル移行にはメトロポイント経由が有効なのでソラチカカードで使い分けを行っています。この2枚持ちがオススメです。

ANA カードを作るならポイントサイト経由がオススメ!

これからANA VISA/MASTERカード(Suica、ワイドゴールドカード、プラチナカード含む)、ANA AMEXカード、ANAダイナースカードを作るのであれば、ポイントサイト経由がオススメです。(残念ながらソラチカカードは現在ポイントサイトの掲載はありません)

その理由は、カードを作るだけでポイントサイトのポイントも貯まるからです。例えば、ハピタスというポイントサイトの場合、以下のようなポイントが貯まります。(2017年7月22日現在、獲得できるポイント数は時期によって変動します)

ANA VISA/MASTERで2,000ポイント、ANAAMEXで1,000ポイント、ANAAMEXゴールドで2,000ポイント、ANAダイナースで10,000ポイントを貯めることができます。また、新規入会キャンペーン等の通常のキャンペーンも適用されますので、普通にカード会社のホームページから申し込むよりもお得です!(一部適用されないキャンペーンもあるようです)

また、ハピタスの場合は1ポイント1円換算で300ポイントから現金や他ポイント、ソラチカカードを保有していれば、獲得ポイントの90%のANAマイルが獲得できますのでとてもお得です。もし、新規でANAカード入会を検討している方がいらっしゃれば、ポイントサイト経由での申込を強く推奨します。

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2016年にANA SFC、2018年にJAL JGCを取得。効率的なマイルの貯め方、海外旅行記、海外SIM情報を発信しています。

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