アメリカ・ハワイでも安心、便利なプリペイドSIM通信!日本への通話もし放題!?

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さて、ハワイでホノルルマラソンに出てきた私ですが、初めてのハワイ!ということで現地でどうやってスマホを使うか・・・ということを旅行前に考えていました。ネットで調べると色々と出てくるんですが、さすがはアメリカ。通信事業者も多いしMVNOも多いけど、多すぎてよく分からんっ!ってなったり、意外と設定が面倒なのかも・・・とか思ってしまいました。今回はそんな私が選択した通信方法と通信状況について紹介します。

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そもそも、どんな通信手段があるの?

アメリカだけでなく、海外に渡航する際の通信手段としては、以下の方法があげられます。

①日本の携帯電話事業者(ドコモ、au、ソフトバンク)の国際ローミングサービスを利用

②Wi-Fiルータをレンタルして現地で利用

③現地の携帯電話事業者のプリペイドSIMを購入して、スマホに直接入れて利用

上記3つの手段にはそれぞれメリットやデメリットがあります。以下の記事でも紹介はしていますが、ここでは概要を簡単に紹介します。

海外でのモバイル通信方法!どの方法がオトク?
皆さんは海外旅行に行く際、現地ではどのような連絡手段を取っていますか?また、どのようにして観光地や現在地、地図、バスや電車の乗り方を調べているでしょうか?私は、過去に幾つか、現地プリペイドSIMを購入してスマホを利用していることを紹介してき...

日本の携帯電話事業者の国際ローミングサービスを利用する

ドコモ、au、ソフトバンクの各事業者はスマホをそのまま海外でも利用できる、海外ローミングサービスを提供しています。スマホに入っているSIMを取り外すこと無く、滞在先の空港でスマホの電源を入れるか、機内モードを解除すると、現地の電波を自動的に補足するようになっているため、他の2つの手段と比べて手間はかかりません。簡単な特徴は以下の通り。

1:1日使い放題プランなら、1,980円〜2,980円(ドコモ・au・ソフトバンク)

2:利用可能データ量が少量で割安プランなら1日980円(ドコモ・au)

3:アメリカの携帯電話事業者であるスプリント社を指定してデータ通信すれば追加料金無しで使い放題(音声通話も使い放題。ソフトバンク)

アメリカに行くならソフトバンクが音声・データ通信も追加料金無しで使い放題のため、強いですね。ただし、スプリント社のネットワークに接続した場合のみとなります。他2社の割安プランは、ドコモは1日980円で30MB分のデータ通信を購入するプラン(ドコモは、2018年3月15日からauと同様に、国内で契約しているデータ容量から差し引くプランを発表している)auは1日980円で契約しているデータ通信量を利用できるプランになっています。音声通信はハワイから日本に電話する場合はドコモ・auともに1分140円の通話料がかかります。

Wi-Fiルータをレンタルする

海外に行く際の空港などにもカウンターがあって、レンタル期間で料金が決まっているWi-Fiルータのレンタル。複数の業者がレンタルサービスをしていることから、比較もできるし選択の幅も広がりました。料金は渡航先によって異なります。なお、ハワイのWi-Fiレンタルサービスの比較は他のサイトにも多く掲載されていますのでここでは割愛しますが、参考に価格.comのページリンクを貼っておきます。なお、ルータがないと通信できませんので、ルータを持ち歩かなくてはならない、スマホだけでなくルータの電源を気にしなくてはならないという面倒さが若干生じます。

ハワイで使える海外Wi-Fiレンタル料金比較【5社比較】 - 価格.com
ハワイ旅行の定番「海外Wi-Fiルーターレンタル」。利用日数など条件にあわせてレンタル会社を【総額料金】で比較!ハワイで利用した方の800件以上の体験レポートも掲載しています。ハワイ旅行で使えるWi-Fiレンタルをお考えなら価格.comをチェック!

現地の携帯電話事業者のプリペイドSIMを購入して利用

こちらは私が海外旅行に行く際に利用している方法です。SIMカードだけを購入して、自分の持っているスマホに挿入する(もしくは今入っているSIMと入れ替える)だけで、現地で通信ができます。持ち歩くのはスマホだけ。現地の通信事業者からの直接購入となるため、手間はかかりますが価格も比較的安いです。国によっては旅行者向けプランも用意されています。SIMを入れ替えるということは番号が変わるため、日本の電話番号をそのまま利用することはできませんが、LINEなどの通話やメッセージ等はそのまま利用できますので便利です。

これらのメリット・デメリットを把握することでうまく使い分けをしたいところですね。

ダニエル・K・イノウエ空港にはプリペイドSIMの販売店がない!?

まず、日本からホノルルに到着する場所といえば空港ですよね。今まで私が各所でプリペイドSIMを購入したほとんどが空港でした。発展途上国でも先進国でも空港であればプリペイドSIMが手に入る・・・そんなことを思っていたのですが、ホノルルの空港にはプリペイドSIMを販売している携帯電話事業者がいません。なんてことでしょう。これでは到着してすぐにスマホが使えないではありませんか!(あ、そんなにスマホ依存症ではないです)

ホノルルのダニエル・K・イノウエ国際空港到着ロビー。とはいっても屋外になっている。到着出口付近はSIMの販売はされていない。

実はそんなことも事前にネットで調査済み。ホノルルの中心街のアラモアナセンターに行ってAT&TやT-mobileに寄って購入すればいいや。って思っていました。ただ、日本でもいくつか購入出来るSIMがあったので今回はそちらを利用することに。

アメリカ本土、ハワイに行くなら「H2O by KDDI Mobile」がオススメ!

今回は「H2O by KDDI Mobile」をチョイス。本SIMは、AT&TのMVNOとなっている、H2O Wireless社の商品に日本向けのサポートをつけたKDDI Mobile社が提供するものです。Amazonでは30日未満で30ドルのプランが用意されており、この30ドルプランが2,990円で販売されているんです!参考にリンクを以下に貼っておきます。

30ドルプランですので1ドル110円で考えると、本来は3300円くらいするんですが、上記Amazonでは2,990円で3,000円を切っているんです!上記Amazonの30日未満での利用で購入した場合、追加での支払いはありません。その他にもお得満載の「H2O by KDDI Mobile」を紹介します!

SIMを購入すると分かりやすい日本語の開通手続き手順や設定方法が記載されたマニュアルも入っている。

データ通信2GB、アメリカ国内通話無制限!日本への固定電話宛も無制限!

まず、データ通信が2GBついてきます。普段、YouTubeなどの動画をよく見る方だと足りないかもしれませんが、ハワイだと無料のWi-Fiがホテルやカフェなどでもありますので2GBならば全然足りるはずです。レンタカーを借りてGoogleMapでナビをするとか、オススメのお店を調べたいなど、非常に便利です。

音声通話ではアメリカ国内は通話無制限なので、レストランの予約がしたいときや友人に連絡したい!なんてときにも気軽に電話出来ますね!友人とはLINE通話でも良いかもしれませんが。また、日本国内への固定電話宛通話も無制限となっているのはありがたいですね。

日本の携帯電話宛は約40分まで無料。親はスマホじゃなくてガラケーだからLINEで通話できない!でも携帯電話に電話したいっ・・・なんてときに使えますよ!

イエローモバイルホームページより

日本で簡単な開通予約手続きをすれば、現地到着したらすぐに使える!

前述の写真でも少し触れていますが、上記で紹介しているSIMを購入すると分かりやすい日本語の説明書が付いてきます。その手順に従い、URLにアクセス。氏名や連絡先のほか、開通希望日、SIMカードナンバーを登録することで現地に着いた際に利用できるようになっています。

また、上記Amazonで購入すると分かりやすい設定のガイドも付いてきます。Android端末はAPN設定、iPhone端末はプロファイルのダウンロードが必要ですので渡航前に実施しておきましょう。

飛行機の中で、ドコモのSIMからH2OのSIMに入れ替えを行っておき、ホノルルの空港に到着した際には機内モードを解除したらすぐに利用できました。

事前にアプリをダウンロードしておくことで、残りのデータ量もすぐ見れる!

利用する端末に事前にH2Oのアプリをダウンロードしておくことで、残りのデータ通信量もわかります。

プランには「H2O by KDDI Mobile」とKDDI Mobile社が提供しているプランであることが分かる。

電波環境、通信速度は!?

今回使用したH2Oですが、MVNOになっており、ネットワークとしてはAT&Tのネットワークを利用しています。そのため、エリアもAT&Tと一緒です。詳細なエリアについては、AT&Tのホームページでご確認ください。今回、ハワイ・オアフ島の観光で利用しましたが、ワイキキ周辺でも、ノースショアやカイルア地区でも全く問題なく利用できました。少なくとも、この旅行で圏外表示は見ませんでした。

続いて気になる通信速度。今回は空港で測定してみました。結果は・・・

下りが6.89Mbps、上りが5.48Mbpsという結果になりました。インターネットでの検索や、マップでのナビ、LINEなどのメッセージ送受信では全く困らない通信速度です。

インターネット共有(テザリング)は利用できない!?

インターネット共有をして、H2OのSIMが入っている端末をWi-Fiルータとして利用できるか確認してみました。インターネット共有をONにしようとすると以下の画面が表示されました。

AT&Tに問い合わせするように表示されてしまいます。まぁ、AT&TのMVNOなので表示は仕方ないのかもしれません。今回はテザリングは諦めることにしました。

後日、確認を行ったところでは、「一部の端末で利用できる場合があるが、公式には不可(AmazonカスタマーQ&Aより)」ということが分かりました。もし、iPadなどのタブレット端末やノートPCをテザリングで利用したいと考えていた方は注意が必要です。

実はこんな困ったことがあっても、本SIMは日本語での電話サポートも出来ますので安心です。(今回はわざわざ電話することでもないと思ってしませんでした)

旅行で便利を発揮するプリペイドSIM。アメリカ本土もハワイもプリペイドSIMで決まり!

今回は「H2O by KDDI Mobile」のプリペイドSIMをホノルルで利用してみました。電波環境もアメリカ通信会社大手のAT&T社のネットワークを利用したMVNOのため、通信エリアも含めて非常に便利に利用できました。また、通信速度も速いことからネット検索等では不便を感じません。ここでプリペイドSIMのメリットをおさらいすると、

自分が利用したい端末だけで通信ができる(Wi-Fiルータレンタルと違って、ルータやルータ用バッテリーを持ち運ぶ必要がない)

知りたい時にどこでも通信(いちいち無料のWi-Fiスポットを探すなどの時間の無駄がない。場所を気にせず写真をSNS共有したり、検索したり出来る)

料金が安い、使いすぎる心配なし(プリペイドプランなので、追加で料金がかからない。データ通信や音声通話が上限にいけば自動的に低速もしくは通話が出来なくなる。今回紹介したSIMは米国国内通話無料、米国から日本への固定電話通話無料、米国から日本への携帯電話通話約40分無料)

料金については旅行の日数や、普段のスマホの使い方にもよるかもしれませんが、ドコモ、auの国際ローミングでのデータ通信は追加料金がかかりますし、国際電話は定額ではありません。ソフトバンクはアメリカ放題でアメリカ本土やハワイには強いため、ソフトバンクユーザにはありがたいですが、ドコモ、auユーザはプリペイドSIMを購入したほうが断然便利です。

本記事が皆様の参考になれば幸いです。それではまた、どこかのモバイル通信紹介でお会いしましょうっ!

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